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 切明(きりあけ)の川原(温泉湧出)
 種別  地質
所在地  長野県下水内郡栄村切明 北緯/36:48:31.127542  東経/138:37:10.441843
 アクセス  栄村役場から車で約1時間40分  ※冬期は閉鎖
 
雄川閣駐車場に公衆トイレ

連絡先  栄村役場 観光係   ℡025-767-2202
 (秋山支所)
切明の川原を掘ると温泉が湧き出てきます。この温泉は、新第三紀後期に隆起した中央隆起帯と呼ばれ、500万年前に貫入した花崗岩の一種の石英閃緑岩との関係が考えられます。この温泉は、カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で約56℃です。
切明から雑魚川にかけて、平滑な節理が発達する緻密な石英閃緑岩が、結東層の変質火山岩を北北西-南南東方向に貫入しています。また、川原には、30mほどもある鳥甲溶岩の岩塊(安山岩)が点在しています。これらは、弘化4年(1847)の善光寺地震での山崩れの際に落石し、川をせき止めた跡と考えられています。
鈴木牧之は、文政11年(1828)に当地を訪れ、「湯本」として、その様子を『秋山記行』に描いています。その際牧之は、切明の温泉は寛政6年(1794)に開かれたのだと聞きます。中津川左岸には温泉宿があり、その裏山には薬師様を祀った薬王閣を描いています。現在、その場所は、切明の発電所と導水管となっていて、中津川右岸に温泉宿が建ち、薬王閣も小さな祠として残っています。牧之が訪れてから19年後、弘化4年(1847)に起きた善光寺地震の際に、山崩れにより川が土砂でせき止められ、湖となり、温泉宿も湖底に沈んだという記録があります。翌、嘉永元年(1848)、ここを訪れた佐久間象山が工事を指導し、土砂を切り開いて排水したので、地名が湯本から切明になったと言われています(沓野(くつの)日記)。




 


                                    
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